川合治義つれづれのブログpart2

市議会の活性化をめざす日々

自筆以外の年賀状

私は自粛しています。

 政治家の政治活動は常に公職選挙法を頭に置いてなされます。私も、例えばさかぐち直人さん、楠谷さゆりさん、杉山元則さんらと一緒に食事をしてもコーヒーを飲んでも必ず割り勘です。快く思わないヒトが『おごり』のシーンを撮影してSNSにアップしたら即アウトです。これは市職員やそれに準じる公職者でも同じですね。

 立候補を胸に秘め、あるいは仲間内では分かっていても公言していなければ、一般市民ですから「おごり、おごられは付き合いの潤滑油』です。何か不思議ですが、そういうものです。

 

 今日の政治活動の途中にリーフを入れたポストから一枚のハガキが滑り落ちました。ある政治家の年賀のハガキでした。丁寧なあいさつと選挙に立候補を決心したという内容が印刷され、名前だけが自筆ながら、それも印刷でした。悪法も法、ちょっと控えられた方が良いのではと思いました。政策で堂々と戦って、勝ちぬいて欲しいです。

 

 今日も後援会のリーフレットを配る政治活動をしました。途中で『円空芋』農家の方や田んぼの害獣防護柵を設置していらっしゃる農家の方3人と立ち話をしました。『やってもやっても儲けにはならないが、それでも農地を遊ばすわけにはいかんやないか!』まったく同意見です。

『こんにちは、川合はるよしです。リーフレットのポステイングをさせて頂いています。』と挨拶したら、私と同年配の男性が『はい、存じ上げています!』と仰いました。そんな謙譲語を使って頂くと身が細る思いです。習慣としてお使いになったのでしょうが、ぶっきらぼうに対応されるよりはありがたいと思いました。謙虚に、謙虚に。

 午後にもう一回出かけた中之保の温井です。二つの谷の奥には日根・大城と久須地区があるのですが日没に伴い中断して帰りました。

 山奥の小さな集落ばかりですが、政治家はどんな山奥でも自分の思うところを伝えに行き、住民の声を聴かせて頂いてこそしっかりした政策が立てられます。ですから、今日は日暮れで引き返しましたが、後日改めてリーフレットをお届けにお邪魔するつもりです。

 この坂を登り詰めればもう下呂市という北条峠の杉木立から満月が顔を出しました。