本当に久しぶりのドライブ
田植えが済んだら行きたいね、と話していた伊吹山の山頂へ行ってきました。今年初めからずっと見せてもらっている、安桜山展望台からのfb写真に加え、県岐商に通っている甥の息子さんが友達と連れ立って4時間かけて登ったという話を父の法事のときに聞いてからの念願でした。
夕べ寝る前にふっと思ったのですが、寝言でも聞いたのか、今朝恵子さんが『伊吹山、これから行ってみようか?』と言い出しました。以心伝心未だ衰えず!平賀の星井商店でガソリン満タン、オイル交換、ガラス洗浄水満タンで10時きっかりに出発。 11時半位にはもう伊吹山ドライブウェイの駐車場です。
標高1377mの頂上まであと1000mを3、40分かけて登りました。右に浅井長政の小谷山、左に琵琶湖に浮かぶ竹生島が見えますが、昼も近いのに、いやに煙っています。
駐車場を振りかえると2分の入りです。
煙っているのは、小麦を刈った後のカヤ(萱)を焼いているのです!長浜も、彦根も、ずっと奥の安土の方まで煙が立ち上っています。
長浜市街地、対岸には高島市が見えています。足利の将軍が逃げ込むとすればここ、朽木城があったところです。
新幹線、幾分短いような気がします。でも、速い!
別の列車が来ました。やっぱり長さが違う!気のせいかな?
マンチェスターの近くのノースウィッチ出身だという名古屋市の英会話教室の講師マシュウさんに中学生英語で話しかけました。私たちはチェスターに一泊して城壁にびっくりしたよ、と言うと大いに喜んで(つもり)話が弾みました。新型コロナでリモート会話が多くて弱ったけれど、先週から普通に戻って良かった、と言っていたような。
ここで力尽きて死んだとされる日本武尊、錠前が二つの賽銭箱!
伊勢湾と名古屋がほとんど見られませんでした。岐阜市はかろうじて、でも、金華山ははっきりしません。
伊吹山と言えば薬草ですが、高山植物も登山道沿道によく見られました。
グンナイフウロ
イブキシモツケ
オドリコソウ
クサタチバナ
下の写真の植物が分からなかったので伊吹山ドライブウエイのHPへメールしてお聞きしたら、丁重な長文の返事が戻ってきました。びっくりしました。関係部分だけ紹介。
早速ですが、まずはご質問の画像についてお答えします。
このお花は例年6月上旬から開花するガガイモ科の「クサタチバナ」というお花です。
白い花が蜜柑の花に似ることからタチバナ(蜜柑)の名がついています。
6月中旬には西登山道に群生する伊吹山頂の初夏を代表するお花のひとつです。
この青年が伊吹山ドライブウエィのHPで植物を紹介しています。ありがとうございます。
悩みの種は夜になると山頂一帯の植物を食い荒らすニホンジカのようです。無粋なフェンスが何重にも張り巡らされています。
近くにはいないだろうと思って、少し離れた稜線を探したら、ゐました。
植物の花が大好物なのだそうです。
ホオジロ、他にカッコウとホトトギス、ジュウイチを聞きました。
念願が叶ってスッキリしました。