川合治義つれづれのブログpart2

関市の市民活動家の日々

キンラン・ギンラン?トレイルラン!

富野北アルプスの自然

 昨日ご案内した4人の山女(やまめ)たちの中のお一人が、高沢古道を追歩いているときに立ち止まって『これはキンランギンランじゃないかな?』と仰るのです。

 

 にわかガイドの私は草花のこともよく分からず、かえって教えられました。動く獣やなく小鳥は種類も少なくて何とか同定して覚えられますが、物言わぬ昆虫・木々や草花などはやはり指導者につかないと気にも留めずに過ごしてしまうのです。

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 それに夏にはあまり歩かないので、このキンランまたはギンランが黄色または白い可憐な花を咲かせていても通りがからなかったのだと思います。この株はまだ小さくて花を付けないのか、もっと暖かくなるまで咲かないのか?今後注意深く観察し、花が咲いたらお知らせしようと思います。掘って行かないでくださいね。

 

 仏山から本城山へ向かって吊り尾根を下っていたら向こうから軽やかに駆け上ってくる女性がいます。300m程で80m登る長い坂ですので、私などは歩くのも嫌な箇所なのですが、避けている私たちにどんどん近づいてきて『こんにちわ~』とすれ違い、スタスタ登って行ってしまいました。トレイルラン!

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 そう言えば富野北アルプスの山道、ヒトの歩いた痕跡がしっかり残っています。もちろんチャートの欠片むき出しの南アルプスと違い、枯葉の絨毯でホコホコですが、枯葉が細かく踏みしだかれているのです。

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密 な幽霊茸(ぎんりょうそう)もよく見かけました。

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富野北アルプスでガイド

4YAMA-WOMEN

 YAMAPを通じて申し入れのあった可児市からの4名の山女性を案内させて頂きました。『夏山の準備体操です!』と仰る皆さん、歩いても歩いても平気です!私はといえば写真を撮る間もなくどんどん歩いて、べらべらしゃべりまくりでした。、午前7時55分に高沢観音駐車場を出発して4時に帰りつくまであれも見たい、あそこに行きたいと実に好奇心旺盛なお客様でした。

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 高沢古道を県道の見坂峠まで下りて、上がってきました。普通だとこれだけでかなりおくたびれのはずが、いたって元気。

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本城山では、小野城の遺構について私見を述べてご案内。南東側の石垣で説明すると、ちゃんと根まで下りて確認。熱心です。

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 頂上の岩棚で簡単な昼食、昼には藤谷へ帰ってくるつもりのガイドはおにぎり・カップラーメン・パン・珈琲を頂いて元気百倍。春日井市からの5人組と関市内の3人組にインタビューと少しご説明。どちらも高沢観音駐車場からのパーティでした、藤谷白山神社経由で周回される予定でした。

『お顔が写らないようにそっぽを向いて下さ~い!』

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 梅雨曇りですが、春日井市のデジタルタワー、名駅周辺や栄周辺のビル群がかろうじて見えました。足元の八神や小野の水の張られた水田が鏡のように光っているのも興味深い光景です。四人のウイミンを始め、みなさん大いに感激なさっていました。

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滝不動に案内しました。イワタバコ、タゴガエル、ツルシキミなどについてご説明。

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 藤谷白山神社へ下りる途中『円空窟への案内をご希望ですが、お疲れでしょうから省いてもいいですよ?』と水を向けましたが、一番高齢だというNさんが『いいえ、行きます!』ということで小仏の付け根にある430年程前に円空さんが逗留した「円空窟」へご案内。(*ガイドなしでは行かないで下さい。)

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 仏山の標高250m辺りを水平に300m程トラバースしたあと沢水に沿って標高差60mを遡って円空窟へ。かつて『円空山野』の著者黒野興起さんを案内して以来の難所です。

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 藤谷へ下り、拝観料2000円を頂いて円空堂をご案内。皆さん『円空のほほえみ』に魅せられたご様子でした。拙宅に寄って頂いて、お茶を飲んで頂いたあと、昨日のコンニャクの花をお見せして「腐乱臭」を体験させてあげました!!

 

 4時に駐車場へ到着。皆さんいたって元気です!これなら荷を背負って3000m級の夏山登山もヘイチャラなわけです。

腐乱臭

獣の死体か?

 わが家の畑で、息子夫婦が気ままに耕している山あいの荒れ地へ茶摘みに出かけました。畑の周りを縁取るボタに茶の木が野生化?しています。でも結構な茶葉が浅黄色の新芽を伸ばしています。クサイチゴ、ですが臭くはありません、草苺です。

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 マムシやいろいろな棘(とげ)などに気を付けながらお茶の芽を摘んでいると、得も言われぬ悪臭が漂ってきました。あえて言えば獣の死体が腐乱して発するような悪臭です。辺りを見回しましたが見当たりません。風の息でたまに匂います。

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 クサギが畑に実生で侵入して来ています。でも触らなければ匂わないし、匂いも違います。悪臭に比べたらクサギの臭いなんか可愛いものです。

 

 これか!息子が植えたこんにゃくです。近づいてみると確かにこの花から匂い立っています。奇妙な塔が匂いを発しているのかな?

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後ろはカラムシですので、この花の大きさが分かります。この赤紫色の塔はどんな意味があるのでしょう。根元の方は白いです。

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穴をのぞいて撮った写真がこれ。おしべらしきものが無数に突き出ています。蠅が寄ってきて潜り込んでいきました!蓼食う虫も好き好き、とはこのことです。

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 う~、たまらん!それでも我慢してひごに一杯摘んできました。偶然でしょうが、恵子さんが作ってくれた夕ご飯に糸こんにゃくが使われていました。

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 川向うのセントレア形の田んぼの水が浅かったのでゆっくり注水しておきました。あと10日もすればゲンジボタルが飛び交い始めます。そしてここが一番たくさん見られます。

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スロープカーを安桜山に

犬山の寂光院で体感

 スロープカーというモノレールに乗ってみました。

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自分で乗り込んで自分で発車オーライ!

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動きだした!(嘉穂製作所製)

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急カーブ、、でもゆっくりだから心配いりません!

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すごい急斜面もゆっくりながらちゃんと登ります。

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中間駅(不動堂)が見えてきました。

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終点が見えます。

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登り切ったところで振り返りました!奈落の底へ続いています。

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遊戯施設ではありません。あくまでも寂光院の千手観音がおわす本堂が階段で300段、65mも高いところにあるので参詣者の便宜を図るための施設ですので、遊びや子供を喜ばすつもりでの利用はお断りです。仏様に対する信心が肝要です。

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会ったのは弘法大師様だけ。

 

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信長は見られなかった観覧車です。右奥には信長が死んでからできた?国宝の白帝城犬山城)が見えています。

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肉眼では岐阜城が見えていました。

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信長の居城のこともあった小牧山城が右端に見えています。

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手前に広大なソーラー発電所、左奥には八木山小学校かな?

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 本来はこの急な階段を登って来ないと観音様のお利益がないのですぞ!今日の私は、モノレールの視察が目的ですので、200円で楽をさせて頂きましたけど。

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中間駅からの『ご厚志』は100円です。ゴミは今は拾えません。

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 つまり、200段登って来て最後の100段を見上げて、くじけた方への御仏の慈悲の駅です。かつて塾の仲間数人で一度上ったことがあります。

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観覧車の下へ行って眺めたら、ちゃんと回っていました。空回り。

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ここへ下りて来ました。

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日本最古の木造天守閣、かつては個人のものでしたが、今は犬山市のもの。

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関市市街地の中心にある安桜山、そのに立つ展望台の足元辺りまでこのようなモノレールを敷設し、スロープカーを走らせたらさぞかし登山者・登塔者が増えるでしょう!

費用対効果を予測して、行けそうなら『スロープカーでGO!』

















 

高沢観音まで草刈り

オモテナシ

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 今朝は藤谷から高沢観音へ登る山道の草刈りをしました。幼い3人兄弟が母の帰省時に連れだって歩いた山道です。盆と正月は我が家へ帰ってくる叔父や叔母たちが帰って行ってから自分の「長い」バケーションとして『二つ泊まる』帰省でした。高沢観音の向こうの谷、旧武儀町西洞の在所は『ご馳走を食べ、朝存分に寝ていられる極楽』でした。つらい嫁の立場を忘れさせてくれる祖母と跡取りの姉のオモテナシだったのです。帰りは当時とても珍しかった自家用車で送ってもらうのが母の自慢でした。

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 20年ほど前までは3年に一度、関高校の女生徒達が4月最終週の強歩大会でここを藤谷へ下り、八神・志津野・中池を経て学校へ走っていました。 

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滝までの100m程の道も思い切って刈りました。

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落差は5m、渇水期でもちゃんと流れ落ちる滝です。

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 高澤会館の前の崖にはイロハカエデの新緑が、秋の紅葉に勝るとも劣らない様子で、生命力を与えてくれます。

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 富野地域委員会で立てた道案内の立札、YAMAPに載せられる写真でよく紹介されています。トレッカーたちの心強い味方です。正面に見える石垣は江戸中期に積まれたのでしょうが、善光寺の石垣と比べると石がずっと大きいのに組み合わせは緻密です。

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 いつも掃除の行き届いた清潔なトイレ、西洞のある女性が真心こめて清掃・管理して下さっています。オモテナシ、ありがとうございます。

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 シャクナゲ(石楠花)の花が満開です。本堂前の石段のてらすから移植されて樹勢が増したようです。根元をイノシシがほじくっているのが気になりました。左に立っている石灯篭は1774年(暴れん坊将軍の頃)に藤谷村の安田何某が寄進したものです。

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多治見からの女性と一宮からの男性が参拝に訪れていました。

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 草刈り機のビニル紐を巻く芯が、石に当たった瞬間に斜面の薮の中へ飛んで行ってしまいました。探しましたが見つかりませんでした。

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 でもその代りに、いつもは高い木々の天辺近くで囀るのを見上げているオオルリが、薮の中の茶の木の向こうの薄暗い森で珍しい啼き方をし始めました。声のする枝の間を透かして見ていると二羽です。一羽がもう一羽の周りで翼を拡げてデモンストレーションしていました。初めて聞く啼き方と求愛ダンスを見られたので、草刈り機の部品を失くしたのは帳消しです!オオルリの番よ、オモテナシありがとね!

 

 オリンピックでのオモテナシ、もう無理でしょ!何で持て成そうというのでしょう。一般市民の医療体制を後回しにして、外国からやってくるアスリートや関係者のために手厚い医療を準備するのがオモテナシに当たるのでしょうか!『中止!』と決めて。

 

 

 

 

 

 

まともな見方

世の中どんどん崩れていく

 権力や権威に屈服し、忖度し、その反面で弱い者は無慈悲に痛めつける。ミャンマーばかりでなく日本国も程度の違いはあるがずい分品格のない国になってきたように思います。

 その点一服の清涼剤は今日の中日新聞の問題提起です。新型コロナとその変異型の蔓延が続き、オリンピックなんてやれる状況じゃないのにスポーツ関係者がなかなか発言しない中で、国民多数派の声を載せてくれました。

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 菅首相官房長官時代に、徹底的にコメントを要求して有名になった望月依塑子記者の記事では日本政府の外国人に対する接し方、その根底にある人権無視・蔑視がトイレの場面でしっかり告発されています。崩れていく世の中にまともな見方と勇気を与えてくれる記事です。

 

 昨日草を刈った本城山への山道を今日も辿りました。次は藤谷から高沢観音までの草刈りをしようと思います。

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マムシグサがいっぱい生えています。

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デカモク住宅を作る船山森林組合で買い求め、富野小学校の校長先生に書いて頂いた道標を草に埋もれさせてはなりません。トレッカーにインタビューすると『道標が充実していて安心!』と異口同音に言ってくれます。

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 円空窟から流れてくる沢水。ここの標高はYAMAPによれば藤谷白山神社より高い218m程です。この道を左上へ辿れば30分で本城山の頂上へ登れます。

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 流れを辿ってガサガサを登ります。標高261m地点、円空窟まではあと40m程ですが、今日は行きませんでした。 

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 私の丈ほどの滝がいくつもあります。

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細いが、夏でも涸れないしぶとい流れです。

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 この湧き口より上流はほぼ伏流水です。ここの水ならいくら飲んでも腹痛を起こさないでしょう。  

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それより上流、標高260m余のところにこんな茶の芽が伸びていました。

 岩窟をアトリエにした円空さんが何処かから茶の種を持って来て播いておいたのが、430年近く経った今でも生き長らえているのかなぁと勝手にロマンを感じています。

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茶摘み

野山に分け入って茶を摘む

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 午前中は、本城山から藤谷白山神社へ下りてくるトレッカーの足元の安全確保のため登山道の草刈りボランテイア。この2週間は代掻きと田植え作業が忙しくて山道の点検が行えていません。昨日下りて来たトレッカーに『足元は大丈夫でしたか?』と伺って支障はないと分かっていましたが、丈が伸びる前に刈っておきます。

 写真左端が本城山から下りて来た山道です。

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こんなように草や弦を刈り払いました。

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風倒木、杉の大木が数本寝ています。

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 藤谷に逗留した円空さんのアトリエ・円空窟(関市教育委員会指定)のそば辺りで流れとなる沢水をまたいで通ります。飲んでみました!水道水に比べてまろやかです。井戸水に比べてやや生臭い。しかしトレッカーにはお勧めできません。イノシシ・サル・シカ・カモシカが住む森です。

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 スギの植林の中でも風倒木によってできた穴の底には広葉樹が実生から成長しています。ほう葉餅を包んだ大きな葉っぱ。芽が出るのは遅いですが、大木だと、いま蓮のような白く大きな花を咲かせています。

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白山神社の倉庫で雨漏りがするので大工さん達が修理してくれています。

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 今朝の田んぼの様子。手前の白く濁った田んぼは田植え機の調整(植える株数・施肥量)をしながら植えたので、列は曲がり、間隔は広かったり狭かったりです。

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 藤谷川のゲンジボタル、気の早いのが今週末辺りから飛び始めるでしょう。写真の左端に見える橋の辺りは今月末からが盛りでしょうが、少し早まるかも。

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 小一時間かかって山の中で摘み集めてきた茶の葉。1150gあります。これからホットプレートで炒って座敷に広げて乾燥させます。出来上がりは200gちょっとかな?

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